こんにちわ、私は神です!
・・・嘘です!冗談です!!狛犬と申します!!!
いきなり失礼ww
今回は漫画『ノラガミ』から、神々とは一体どういう存在なのか?というのと、神様には2種類の存在がいる、というのをお話させて頂こうかなって思います!
冗談で私は神です!なんて書きましたが、あながち間違いではないのかもしれない、というのをこの漫画から学ばせてもらったので、その辺の考察もしていきたいと思います!
あと、神々がこれから人間をどうしていくのかな?って話もしていこうと思いますのでよろしくです!
(※あくまでも個人の解釈になります!)
では、あいさつはこの辺でさっそくどうぞ!!
※ネタバレ要素ありなので、ご注意を!!
この記事はプロモーションを含みます
引用元:ノラガミ | アニメ動画見放題 | dアニメストア (docomo.ne.jp)さんより
あらすじ
簡単にあらすじ!
人々の願いを聞き届け、あちこちを渡り歩く神がいました。
その名は「夜卜神」。
そんな神との出会いをきっかけに、奇妙な縁を持ってしまった女子中学生「壱岐ひより」と、夜卜に拾われ神器となった少年「雪音」。
いずれは自身のお社を持つことを夢見て、活動する夜卜を中心に、様々な事件に巻き込まれていくこととなります。
その中で、神々や神器の秘密を知り、より深く関わっていくひより。
そして、神々の存在を否定し、引きずり降ろそうとする黒幕の存在。
妖や黒幕、人々の心の負の念と戦いながら、自身の存在意義を求め、真の神を目指して奮闘していく神様の物語です!
まあざっとこんな感じになります!
神①神様の誕生日、神生と役目の終わり
神はどうやって誕生し、どういう神生を送り、どう死んでいくのか?
この漫画を読むまでは、神様のことはぼんやりとしか理解出来ていませんでしたが、納得させてくれた名言が数多く存在しています!
理解するのと、納得するのとでは全然違いますが、漫画として、人の形をとって神々を表現されているのでとても分かりやすいです!
人の一生とあんまり変わらないからこそ、納得できる部分でもあります!
野良
「神様は人の願いがあってこそ存在できるんだよ」
「でも無名のあなたは毘沙門達と違って人の記憶にすら残らない・・・」
引用元:原作 第4巻 167Pより
まず、神様はどうやって生まれてくるか?
なんですが、名言にもあるように、人々の願いから生まれる存在なんだということ。
その願いを聞き届けるために、神がする行いは全てが善であるということ。
そして、その役目を終え、人々から忘れられたときが神の最期であるということ。
主人公の夜卜は、マイナー神のため社もなく、自ら布教活動を行い、願われれば何でもこなし、途切れ途切れの人の記憶の中で生き繋いできました。
小福
「あたしや七福神くらい名の知れた神様ならそんな心配ないんだけど」
「夜卜ちゃんみたいな無名な神様はね・・・」
「人に忘れられたら消えてしまうの・・・」
引用元:原作 第7巻 152Pより
それほどに神々にとって、お社を貰うということは、多くの人から慕われ、必要されている証になります。
そして、上記の名言は”人”の本当の死とまったく同じものになります!
人はいつ死ぬと思う?
心臓を銃で撃ち抜かれたとき?…違う、不治の病に侵されたとき?…違う、猛毒キノコのスープを飲んだとき?…違う!
人に忘れられたときさ!!
漫画『ワンピース』に登場するチョッパーの恩師、Dr.ヒルルクもほとんど同じことを最期に言っています。
人がその存在を忘れない限り、その存在はいつまでも生き続ける・・・
人間がどうして全てのものに名称をつけ、型や形式を作るのか、考えたことはありますでしょうか?
なぜ、一人一人に名前があるのか、どうしてそれが必要なのか?
それは人にとって、自身の”名”とは、”社”に在り続けるための”呪”そのものだからなんだと思います。
名とは、この世に縛るための呪いなんですね!
それと同時に名は願いでもあります!
親が子に名をつけるとき、願いを込めて名付けますしね。
この漫画に出てくる神器たちも、神に名という”呪”を貰います。
定まらない者たちに、名という呪で縛り、神器と成す・・・
神器の正体は亡くなってしまった死霊です。
肉体を失い、定まらない不安定な存在に再び名を与え、この世に縛るということです。
神にとっての「社」、死霊にとっては「器」、人にとっての「肉体」、そこに縛るものが”名”です。
人が名称や型、形式を作るのも、そうしないと不安定であり、扱うことができないからなんです。
人は理解できないもの、姿形、目に見えないものを恐がる生き物ですからね。
そして、人の本当の死とは、その枠組みから離れ、思い出す人がいなくなって無へ還り、全ての念を捨てあの世へ上がり、初めてムの人、仏さんになります。
それが成仏です。
僕らが名前も顔も知らない、亡くなって、上に上がった全ての人が仏さんです。
なかには菅原道真のように、念を捨てきれずにこの世に留まり、怨霊から、その怒りを鎮めるために祀られ、神へと転じた人もいます。
歴史の教科書に載るような人たちも、死してなお、人々の中で生き続けている存在になりますよね。
これが冒頭で書きました、私は神です!
があながち間違いではない理由のひとつです!
神も人もそんなに違いはありません!
そして、もうひとつの理由が、神々とはこの世の全ての存在のことを指していると思うからです!
自分の一部であり、自分もその中の一部だから、自分も神であるということになります!
これが2種類いる神様の、もう片方になります!
というかこっちが本体みたいな感じです!
人の願いから生まれた神と、森羅万象という世界そのものの神・・・
次はその辺を詳しく説明していきたいと思います!
神②人々が畏れる神々…森羅万象!
人々が畏れる神々とは、この世界の全て、森羅万象のことです!
海、大地、空、動植物、石や小さな砂の一粒、この世で起きる全ての現象でさえ神になります。
嵐とか大津波とか地震などを、人々は恐れて、絶対に逆らうことのできないモノと畏敬の念を込めて、真に畏れます!
この森羅万象という神の説明は、スケールが大きすぎて難しいので、人間が理解できるスケールまで落として話をしないといけません。
世界各地に残っている神話なんて、まさにそれです!
この世に存在してて、なおかつ人が一番イメージしやすい、人の形をした神様や、動物をモチーフにした神、もしくはそれらを混ぜ合わせたような神々!
人間が理解できるように、限りなく人に近づけたお話しですからね!
ノラガミに出てくる天照大御神とタケミカヅチなんかも、人の形をしてて身近な感じでイメージしやすいですよね!
太古の昔から、人間の理解の範疇を超えてしまった事象・・・
例えば、一説によると、川の氾濫を巨大な蛇に喩えたものが、ヤマタノオロチ伝説になっているように、人の手に負えない事象に名前や形をつけるのは、不安を拭い去りたかった心の表れなんですね。
神の怒りや、祟りなどと呼んで、何か形がある存在がしていることだと思いたかったんです。
未知の存在で在ればあるほど、それらを畏れたから・・・
それが世界各地にある神話の正体だと思います!
そして、流行り病や自然災害、他にも様々な問題が起こる度に人々は祈り、願ってきました。
それらが現存している、人の願いから生まれた神々たちと、それを祀る神社だと思うんですよね!
で!
森羅万象という神を説明するにあたって、イメージして一番分かりやすいスケールっていうのが、世界、森羅万象を人間の体の構造として捉えることなんです!
僕たち人間は”細胞”の一部なんです!
この世界、森羅万象、地球を擬人化すると、僕たち人間でも感じ取れるようになってきます!
元々、その森羅万象の中に存在している僕たち人間の体は、その構造まるパクリしたものになります!
地中に流れる溶岩は、人間でいうところの血液みたいなもんです!
そして、全てのものが循環するように出来ています!
この流れに逆らうことは絶対にできませんし、それをしてしまうと何も上手くいきません!
血液が流れ、循環してしないと人は死ぬからです。
人だけではありません!
動植物もそうです!
ライオンがシマウマを食べるように、ライオンが死に土へ還って、草となったものをシマウマが食べます。
海水が蒸発して雲になり、雨が降ってくれないと植物は枯れてしまいます。
作物が育たないと人は飢えて死んでしまいます。
そうなると他から奪わないといけなくなり、争いが起きてしまいます!
負の悪循環です。
全てが繋がっていて、正しく流れ、循環していないと成り立たないわけですね!
こういう感じで捉えると、神様は自分である!というのは間違っていないと思いませんか⁉
何となくでもイメージ出来てくれてたら幸いです!
以上!森羅万象という神様についてでした~!
次はそんな神様が今どういう状態なのか?
というのをお話させて頂こうかなと思います!
神=森羅万象の代謝!移りゆく時代と人間へのふるい!
※ここからは完全に個人的な解釈になります!
森羅万象が人の体の構造と同じって書きましたが、人間の体には新陳代謝というものがありますよね。
人間にもあるということは、森羅万象にもある、ということだと思うんですよね!
人間の細胞は、代謝によってどんどん生まれ変わっていきますよね!
老廃物は排出していきます!
そしてときには病気、風邪などもひきます。
風邪をひくということは、病原菌が悪さをしており、それらに対抗しようとして、熱を出してますよね!
これって地球温暖化に似てませんか?
しかもその原因ってほとんどが人間ではないですか?
今は熱が出ている状態ですが、回復すれば急激に熱は下がります。
それは恐らく寒冷化です!
いずれ、氷河期時代がまた訪れるのではないかなって個人的思ってます!
人の体は良いモノは体に残し、不要と判断したものは排出、もしくは免疫機能により、撲滅されていきます。
この流れでいくと、もし、森羅万象が人間は不要と判断した場合、どう作用するのか?って話になってきます!
今、全体としてふるいにかけられている感じがして、仕方がないんですよね~。
まあ、全てのものが循環しているのならば、時間も循環しているので、人間も滅んでは生まれ変わってってしてるのかもしれません!
その残り香が、世界に現存している、現代科学では解明できない古代遺跡だと思うんですよね~!
話はそれましたがww
このふるいってのが重要で、世間でも悪い事があぶり出されているかのような流れになってきてます!
風水学的にも、名誉や金などを重視してきた地の時代から、個性や感情、思いやりなどに重きをおく、風の時代へと移行していくと言われています。
今までの他人を蹴落とし、名誉や地位、金のために汚いことをして、それが許されてきた事実が浮かび上がってきていますしね。
会社経営などもそうで、儲けることしか考えておらず、従業員をないがしろにし、安い給料で雇い、長時間労働を強い、人をダメにする・・・
そういう会社は潰れていく傾向にあります。
そして、そんな時代が終わり、風の時代へ突入していくわけですが、どんなに時代が移り変わっても絶対に変わらないものがあります!
それが”思いやり”です!!
これは不滅です!
たとえ人類が滅んで、また誕生したとしても、きっと同じ場所まで辿り着きます!
漫画『鬼滅の刃』でも、想いだけが不滅であり、道を究めた者が辿り着く場所はいつも同じってセリフがありますが、まさに原点にして頂点なんです!
そして、誰かの役に立てるように、良い商品を開発してお客様に喜んで頂き、従業員のやりがいや給料に繋げ、会社が大きく成長していく・・・
この根っこのところは必ず残っていきます!
会社経営も、上手くいっているところはこのシステムがしっかりと出来てるイメージがあります!
「ありがとうと言われ、こちらこそありがとうと返す」
感謝が生まれますよね!
やりがいを持てて良かったなとか、周りに恵まれたなとか、全てのものに生かされているんだなって感じれるようになります!
全てのもの・・・
森羅万象にありがたいと、感謝の気持ちを抱ける者は、森羅万象にとって、かけがえのない細胞の一部になると思います!
だって、環境にも優しくしようと想える存在なんですよ!
細胞を破壊してしまうような病原菌じゃないわけですからね!
ですので、僕が伝えたかったことは、森羅万象という神に・・・
色んなものに感謝して、何よりも自分の心を大事にして、死ぬまで”人”として、神の一部として、その”ふるい”を生き抜きましょうということです!!
まとめ
簡単にまとめますと、神様とは人の願いから生まれた存在と、この世の全てを指した森羅万象という神が存在しているということです!
後者は意識して、人間のスケールにまで落とし込まないと感じることも出来ないぐらい、自然と、悠然に存在しています。
そして、自分もその一部だということを忘れない、そのために感謝して生きる・・・
色んなものと繋がって、縁があって生かされているということを思い出してほしいです!
ご縁を大切に・・・!そして、今を生きる全てのものに・・・
あなたにご縁があらんことを!
以上!!長々と失礼いたしました~!おわりっ、またねー!
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