障害を受け入れて、自分の”強み”として人生に活かす(体験談)

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こんにちは!狛犬といいます!

ブログ始めて間もない初心者ですが、3つ目の記事を書いていこうと思います!

よろしくです!

今回は、僕が自身の障害を生活に活かせるようになった部分を書いていきたいと思います!

ちなみに僕の障害名は「統合失調症」という精神疾患になります。

精神疾患を持ってる患者さんの中では、この疾患が1番か、2番目に多いんじゃないかなぁーと思います。

そんな僕が生活の中で実際に意識してることや、取り組んでいたことを、少しではありますが紹介できたらなぁと思います!

あと、そのヒントになった先人達のことも少し紹介したいと思います!

※僕なりの考え方であって、絶対ではありませんが、何かのヒントになれば幸いです。

障害を人生の”武器”として使っていたかもしれない人達

世間では”障害=良くないもの”と認知されていますが、実際になって、病気と向き合ってみて、そうでもないんじゃないかなーとも思います。

ただ、向き合い方や付き合い方が分からないだけで、逆にそれさえ分かれば、もしかしたら味方になってくれるかもしれません!

これは統合失調症に限らず、すべての障害に言えることかもしれませんし、僕なんかよりもっと酷い障害を持った方でも、前向きに強く生きている人達は世の中にはいっぱいいます!

例えば世界で有名な作曲家、「ベートーヴェン」も耳が聞こえない障害を持っていたと言われてますよね。

ですが彼は、そんな状態にもかかわらず、数々の名曲を世に残してくれています。

耳が聞こえないのに、何故こんなにも数々の名曲を作曲ができたのかを考えてみると、たぶんコレは僕が感じたことなんですが、耳が聞こえない=当たり前の音っていう概念に囚われずに作曲していたんじゃないかなということです。

もしかしたら彼は障害を受け入れたうえで、彼にしか出来ない戦い方をしていたんじゃないかなと思います。

彼だけではありません。

絵画の”ムンクの叫び”で有名な「エドヴァルド・ムンク」も、自身の障害を絵画という芸術にすることで、自身と戦いながら、芸術家としても戦っていたのかもしれません。

ちなみに彼の病名も、統合失調症であったとされています。

症状も相当酷かったと思います。

先人から学んだことを生活に

じゃあ僕の場合はどうすればいいのかを考えて、自身の症状を再確認してみることにしました。

当時の症状で特に出たのは、監視されてるとか、誰かに何か言われている(思われている)といった被害妄想、人前での極度の緊張や震えがすごく出ました。

一番困ったのが手が震えすぎて、文字が書けなくなったことがショックでした。

これはいまだにあるんですが、書類を書くときなども、文字が躍るみたいになります。

そういうときは「もう読めたらオッケー!大丈夫!」と自身に言い聞かせて書いてます。

っていうこともあり、リハビリだと思ってイラストの模写をすることを当時の僕は決めました。

元々イラストには興味があって、描けば描くだけ上手くなっていくっていう小さい成功もありつつ、それを見ていた母が「ムンクの叫びってあるやん、あの人もあんたと同じ病気やったらしいで」と教えてくれ、そのとき初めて知りました。

そこからベートーヴェンのことについても考えるようになり、もしかしたら自分も、そうなれるんじゃなかな?と思い、自分の症状を生活に活かせないかな?と考え始めました。

監視されてるとか、何か言われてるっていうのは、裏を返せば周りをよく見てたり、人から言われたことを異常に覚えてたりすることに気づいて、じゃあコレって仕事とかに使うことができれば物凄く武器になるんじゃないかなと思いました。

仕事や物事を記憶するのに、トラウマレベルで覚えていけばいいっていう発想になったんですね。

ただ、症状のいい部分だけを抽出して使うのに、約2年ぐらいはかかりました。

当時の僕は、就労継続支援B型に通いながら、作業を通してこの訓練もしました。

あとたまたま神戸市で、短時間雇用というプロジェクトがあり、週に二日はうどん屋さんで働かせてもらってました。

もちろんある程度作業所で慣れてから、短時間雇用に挑戦しました。

こればかりは地道に意識して、慣れていかないといけないんですが、やっていくうちに周りからも仕事を覚えるのが早いなとか、一回やったら後はほとんど出来てると言われることが増え、自信になっていきました。

あと、イラストの模写が実は一番良かったんじゃないかなって今になって思います。

っていうのも、模写する対象をよく観察することっていうのはとても大事で、これは仕事にも使えました。

人から教えてもらったことを画像として頭に保存するイメージで、分からなくなったらその画像の中からヒントを探すみたいなことをしていました。

そして、人がやっている仕事を模写するイメージで、描いていくように仕事に取り組んでいきました。

今でもこれは継続しています。

トラウマレベルで頭に画像として保存し、行き詰ったときは画像の中からヒントを探すっていう僕の武器になってくれていますし、物事を客観的に観察することで、自分自身も客観的に見られるようになっていきました。

だから、障害は良くないものっていう概念に囚われ過ぎないってのも大事だなと思いました!

あと僕のヒーローアカデミアという漫画からも、この考え方のヒントを貰ったので、よろしければこちらの記事もどうぞ!↓

まとめ

まとめますと

  • 障害=良くないものっていう概念に囚われない
  • 見方や使い方を変えれば、武器になる可能性がある

ということになります!

いやぁ、先人達は本当に凄いですね!

当時は今ほど障害に対して理解があったわけではありませんが、そんな中でも強く自分の人生を生き抜いたんだなと思うと感動します!

自分なんて無茶苦茶幸せなほうやんって思います!

先人だけじゃなく、ゲームや漫画から学んだ考え方もこの記事には含まれているんですが、それはまた別の記事で書けたらなと思います!

では今回はこのへんで狛犬のさんぽ終了ということで、またね!

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