こんにちわ~!狛犬と言います!
今回は、「僕のヒーローアカデミア」通称”ヒロアカ”より学べる物事の使い方や捉え方、そして、救われる勇気とは何か?というのを僕の解釈も交えて、紹介していきたいと思います!
よろしくお願いしま~す!
紹介するにあたって、どうしてもネタバレを含んでしまうので、イヤな方はここでページを閉じてください!
では、さっそく紹介していきたいと思います!
※基本情報やあらすじ知ってるからいい!!って方は、お手数ですがとばして読んでください!
この記事はプロモーションを含みます
引用元:『僕のヒーローアカデミア』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト (shonenjump.com)さんより
基本情報
タイトル: 僕のヒーローアカデミア
作者 : 堀越 耕平
出版社 : 集英社
掲載誌 : 週刊少年ジャンプ
巻数 : 既刊39巻(2024年1月現在)
引用元:僕のヒーローアカデミア – Wikipediaさんより 一部引用
この記事を読むかもしれない人はたぶんご存知、ジャンプの看板漫画のひとつ、王道中の王道、”ヒーロー”を題材にした漫画になります!
アメコミヒーローに似てるんですが、勧善懲悪ではなくて、本物のヒーローとは?
というのをものすごく考えさせられ、心の持ちようで誰でもヒーローになれる!と作品を通じて伝えている(僕の勝手な解釈!)ような漫画だと思います!
あらすじ
ある日、中国の軽慶市という場所で、発光する赤児が生まれた後、各地で「超常」が発見され、それが「日常」になっていき、世界総人口の約八割が、何らかの”特異体質”を持った超人社会となりました。
いつしか”特異体質”は、”個性”と呼ばれるようになった世界での話、みんながみんな、その”個性”を正しく使うわけではなくて、強い力を持ってしまった者は、他者に危害を加えてしまうような人たちも出てきてしまいます。
そういう人たちから、弱い人々を守ろうと抗った人たちが、後の”ヒーロー”と呼ばれるようになっていきます。
といった感じで、”個性”という超常能力で、人々を脅かす”ヴィラン”から人々を救う”ヒーロー”を目指す、ひとりの”無個性”の少年の物語になります!
緑谷出久、通称”デク”が、この世界では珍しい何の能力も持たない状態から、トップヒーローである、”オールマイト”にヒーローに必要な資質を認められ、ヒーローとしても、人としても成長していく姿を見て、胸がアツくなること間違いなし作品だと思います!
色んな個性の持ち主たちとの出会い、友達や家族、学校の先生などから学び、吸収し強くなっていく過程が面白いし、柔軟な思考の仕方や、概念に囚われないという考え方を教えてくれる、そこが一番良い点だなと僕は思ってます!
今回僕が紹介したいのは、そんな主人公が出会ったひとりの少女、”エリちゃん”についてと、そのエリちゃんにデクがかけたセリフになります!
※ここからは紹介するのにネタバレがあります!
救われる勇気 デクとエリちゃん
- 出会いと戦いの始まり
デクは学校の郊外活動の一環で、”サー・ナイトアイ”という人物のヒーロー事務所に、職場体験として行くことになります。
ヒーローとしてパトロールしていたある日、とても怯えて、何かから逃げるように走ってきた少女にぶつかります。
デクは心配し声をかけるが、少女は警戒していて、言葉が出てきません。
すると直後に、少女の後ろからひとりの男が現れ、ヒーローに迷惑かけちゃダメと少女をたしなめます。
その男は”サー”が調べていたヤクザの若頭、”治埼”という人物で、エリちゃんは娘という形で登場します。
これがデクとエリちゃんの出会いになります。
治埼は個性を消してしまう銃弾と、個性を元に戻す薬を作り、ヒーローとヴィランを裏から支配しようと企みます。
治埼の個性は”分解”といい、「壊して」「治す」という能力になります。そして、個性を「破壊」する能力(厳密には違う)は、エリちゃんの個性になります。
そのため治埼は、エリちゃんを使って、銃弾と薬を作っていたことになります。
エリちゃんと出会ったときはそのことをまだ知らず、そのときは保護できなかったんですが、後になってその事実を知り、今度こそ救けると決意し、治埼との闘いが始まっていく、というエピソードになってます。
ここからは僕の個人的な解釈も入ってきます!
- 救われる勇気と覚悟
エリちゃんは、自身の個性を呪われた力だと受け入れるしかなく、力を持って生まれてきた自分が悪いのだと思い、ただただ治埼にいいように扱われ続け、この男から逃れる術はないと諦めていました。
そんな自分を血を流し、必死で救けようと足掻くデクたちを見て、この人たちは死んでも諦めない、なら”救からなくては”という思いが芽生え始めます。
そして、そこまでして自分を救けるのはやめてという考えを諦めるしかないのだ、ということに気付きます。
諦めが覚悟に変わり、必死でこちらに手を伸ばすデクの手を掴むという姿を見てせてくれるんですよね!
脱線するんですが、僕は覚悟の本当の意味はファイナルファンタジー10から学びましたー!
よろしければこちらの記事もどうぞー↓
- 救いの手
じゃあ、本当の救いとはなんだろう??
ということなんですが・・・
救いの手というのは、差し出された手を掴み返さないと“救いの手”として成立しないということなんですね!
救ける側がいくら手を伸ばしても、必死で掴めと叫んでもその手を取ってくれないと救えるものも救えないんです!!
想像してみてください。
崖から落ちかけている人が、もう無理やわ、助からんわと諦めていて、頑張れば届く距離なのにですよ!
手を伸ばして!もう少しで届くから!と必死で叫んでいるのに、伸ばす素振りすら見せない人がいたら...
いや、救えないでしょ!ってなっちゃうでしょうよってことです!!
逆も一緒で、必死で崖にしがみついていて、なんなら自分で助かろうと足掻いてる人をたまたま見かけたら、助けなきゃ!ってなると思いません?
まあ、簡単に例を挙げるとこんな感じになるんですがw
真面目な話、日本の社会は人に頼ることがどうしてもできない人が多いような気がします。
僕自身もあまり人に頼ることが得意ではないほうなんですが、本当に苦しくて苦しくて仕方ないってなったときは人に頼ることもまた勇気なんだよ!ということをエリちゃんから学んだ気がします!
ただ、それには条件があって苦しくて仕方なくても、必死で足掻いていないとなかなか救われることはないということになるんですが・・・
変われない、変わらないと決めつけて何もせず、ただただ現状に苦しむのか、そんな現状を変えるために足掻いて苦しむのかは自分次第です!
どっちがマシかな?みたいな感じになります!
※ここで絶対にやってはいけない考え方は、救われることがあたりまえとか、救けるのが相手の義務やろ、みたいな感じに捉えるのはぜったいにダメだということです!
以上が救われる勇気についてでした!
次は戦いが終わり、エリちゃんを救出したあとの話から、物事の使い方や捉え方を学べる点を紹介していきたいと思います!
使い方は自分次第
エリちゃんを救出したあと、普通の養護施設に預けるよりも、デクたちが通うヒーロー育成高校”雄英”で預かって、エリちゃんに個性の扱い方を学んでもらおうということになります。
元々エリちゃんは、自身での個性コントロールが出来ずに、実の父を消してしまった過去を持っています。
エリちゃんの個性の能力は、個性を壊す個性ではなく、”巻き戻す”個性になります。
ただ、治埼から自分の能力は壊してしまう能力というように、恐怖で洗脳された状態で、自身の本当の能力は知らなかったたため、自分が悪いと思うようになってしまっただけです。
そんなエリちゃんがある日、自分のために色々な試行錯誤してくれる人たちを見て、私の力はみんなを困らせてしまう、こんな力無ければよかったとポツリと話します。
そんな彼女にデクは、治埼との戦いのときに足が折れてしまったデクを、折れるまえの状態に戻して、救けてくれた・・・そのことを忘れないでと話しかけます。
そしてエリちゃんを諭すようにこう伝えます。
デク
使い方だと思うんだ ホラ…例えば包丁だってさ危ないけどよく切れるもの程おいしい料理がつくれるんだ
だから君の力は素晴らしい力だよ!
引用元:コミックス第23巻 No.217より
確かにその通りだと思うし、良い物事の捉え方だなぁーと、勉強になるなぁーと思った、結構印象に残ってる言葉になります!
僕がヒロアカの名言のなかでやっぱり一番に思い浮かぶのがコレになりますね!
例えば、指名手配中の男がいたとして、夜中に包丁を持ってる場面に出くわすのと、世界でも超一流のシェフがキッチンで包丁を握っている姿を見るのとでは、”包丁自体”の見え方が全然違いますよね!
だからデクは、エリちゃんに巻き戻してしまう個性で人を消してしまうような能力だとしても、ちゃんと自分と向き合って、自身の能力の使い方を学んで正しく使うことができれば、デクのケガを元通りにしてくれたみたいに、人を救けることが出来る素晴らしい力になるんだよと伝えたかったんだと思います!
そして、その言葉をすんなりと受け入れて、やっぱりがんばると前向きになります。
この場面でさらに思ったのは、なぜこんなにもエリちゃんに言葉がすんなりと届いたのか?ということと、エリちゃんを突き動かす言葉になったのか?ということも、デクやエリちゃんを救けようと動いた人たちから見えてきます。
それは行動している人たちからの言葉だからなんだということですね!
例えば、エリちゃんに関わった人たち以外から、同じ言葉を言われたとしてもすんなりと受け入れることは出来なかったと思います。
言葉に力を乗せて発することが出来るのは、行動している人たちなんだということがこの場面だけで改めて思わされた、そんなシーンだと個人的に思いました。
ゲームに喩えるなら、(MP=行動)+(呪文=言葉)=”魔法”として発動するみたいなイメージだなという感じです。
昔ゲーム序盤で魔法を覚えることができるアイテムを手に入れて、使ってみたはいいがMPが足りません!
みたいなことがあった気がするなーとww
呪文だけ知っててもアカンのか、とそんなことを僕に思い出させてくれた場面でもありましたね!
まあ、なにが言いたいかと言いますと!
言葉自体も使う側次第で大きく変わってしまったり、そもそも機能しなかったりということも学べたなということです!
脱線してすみません!
ヒロアカの記事で、人間の原点である感情の始まりについて書いた記事があるんで、良ければどうぞ!↓
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はヒロアカから学んだ、物事の考え方や捉え方、救われる勇気などを自分なりの解釈も交えて紹介させていただきました!
ヒロアカって、結構今の日本人が大事にしなきゃいけないようなことを凝縮しているような漫画だと思うんですよね~!
大人から子供まで幅広い世代の人に読んでほしいと思えるほどに、なんなら教育にもいいかもしれないとまで思うほど、おすすめの漫画だと思います!!
今後どういう形で完結するのか、最後まで楽しんで、また学びながら読ませていただきたいと思います!
ジャンプと作者の堀越先生は”僕ら(読者)のヒーローアカデミア”です!
勝手にそう思ってますw
まだまだ紹介したい部分はいっぱいあるんですが、今回はこのへんでw
以上!さんぽ終了~、またね!
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