『ぐらんぶる』愛すべき馬鹿たち!名言・名場面から学ぶ、多様性と寛容性!

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こんちわ~、狛犬と申します!

今回の記事は漫画「ぐらんぶる」名言・名場面から学ぶ、多様性とそれを受け入れる寛容性について、お話させて頂こうかなぁ~と思います!

この漫画はダイビングをテーマとした物語なんですが、ほぼギャグがメインみたいなところがありますww

登場するキャラたちも、とても個性豊かで面白く、僕の中では嫌いなキャラが存在しない、ぜひ読んでほしい漫画になってます!

そんな愛すべき馬鹿達から、まるで「海」のような、色々な生物が存在してて、その全てを温かく包み込むような名言・名場面を僕なりに紹介していこうと思います!

では!あいさつはこの辺でさっそくどうぞ!!(※ネタバレ含むのでご注意を!)

引用元:STORY -TVアニメ「ぐらんぶる」公式サイト- (grandblue-anime.com)さんより

ざっくりあらすじ

一応あらすじ、ざっくり説明。

大学進学を機に、伯父さんが経営する海沿いのダイビングショップに居候することになった大学生、北原伊織。

男子校に通っていた彼は、男子校特有の空気とは違った環境と、これからの出会いにワクワクしながら下宿先の扉を開けると・・・

そこに居たのは筋骨隆々の男たち。

望んでいた光景と真逆の世界を見せられ、即座に逃亡。

しかし、そこに居た同じ大学の先輩にあたる、時田寿に即座に捕縛。

なんやかんやあり、大学デビューを派手に失敗・・・

のちに熱烈なサークルへの勧誘、従妹の千紗の計らいで、泳げないが興味のあったダイビング?サークル「Peek a Boo」へ加入。

そこへ超美形の自称元オタク、今村耕平とケバ子もとい、同じく大学デビューを大いに失敗した𠮷原愛菜を加え、伊織の慌ただしい大学生活が幕を開けるのでした!

的な感じで物語は始まります!

簡単にあらすじを説明するとこんな感じ!

伊織のきっかけ

この漫画の大きなテーマはやはり『海』

そして『ダイビング』

ですが伊織は、泳ぐことがそもそも出来ませんでした。

ダイビング自体に興味は、あるにはあったんですが、海に潜るのに泳げないのは本末転倒。

そんな風に考えていた伊織に、先輩である寿がかけた言葉が、伊織へきっかけを与えます。

そんなものは後でどうとでもなると・・・

出来る、出来ないではなく、大事なのは興味があってしたいか、したくないかだろと・・・

と同時に僕が感じたのは、このセリフは海の多様性を現しているような感じもしたんですよね!

泳げるものだけが存在できる世界ではないということです!

海の中には、それは多種多様な生き物が存在しています。

泳げるもの、例えば魚だけが存在できるのが『海』っていう世界ではないんですね!

その中で生きていくために、進化を遂げたものたちも多数います!

出来ることだけを選ぶのではなく、決められた者たちだけの場所でもなく、その中で新しい挑戦をし、進化して生きていくということです!

そうじゃないと始まらないと!

それが出来ずに、絶滅してしまった生物も多数いますよね~!

それも『海』という世界の一面であり、一部だと思いますね!

馬鹿たちの友情!これが多様性!

〈多様性〉
ある集団や群れの中に、異なる性質や特徴を持ったものが共に存在すること

これは伊織たちが学園祭に行ったときのエピソードになるんですが、そこで水樹カヤ(架空の人物)のライヴが開かれることとなります。

(耕平は大ファン)

で、なんやかんやあって問題を起こした耕平を除く伊織たち一行は、締め出しをくらい、同じダイビングサークルの浜岡梓さんという人物の計らいで、再度入場出来るように。

入場する条件として、ライヴ会場設営の手伝いをすることになります。

そこで、大好きなカヤ様のためっ!

と、せっせと真面目に設営の手伝いに尽力する耕平の姿を見かけ、仕方ないから一緒に頑張ってやるかぁ~と準備を手伝うこととなります。

中身はともかく、美形で真面目に仕事をする耕平の姿を見て、ある女子グループが声をかけようかと相談しているところを耳に挟んだ伊織たち。

(激しく嫉妬)

すると伊織は、耕平を出汁に使って、その女子グループとお近づきになろうと仲間に提案し、設営準備終了後、耕平を誘い出します。

(このとき耕平は、設営のご褒美として、一番いい席のチケットを貰います)

一緒に飲みに行くのですが、女子たちの狙いはやっぱり耕平。

(周りは激しく嫉妬)

ですが、カヤのライヴがあるため、途中で退席する耕平。

そのときに、なかなか誘惑になびかなかった耕平への腹いせか、耕平をバカにしたうえに、大事なチケットを盗られてしまいます。

耕平は盗られたことに気づかず、そのままライヴへ・・・

それを見た伊織は、チケットを盗った子に頭から水を被せ、仲間とその場を立ち去ろうとします。

もちろん女子から苦情殺到。

このときの伊織のセリフが、普段は足を引っ張りあっている集団なのに、その中でも色んな形があっていいと多様性を認めて、それで良いと言っているように感じました!

北原 伊織

「人が本気でやってる事を邪魔すんじゃねぇよ」

「アイツはあれでいいんだよ」

引用元:原作 第6巻 164P より

その後、激しく後悔する一同・・・

ですが、チケットを盗られはしましたが、無事にライヴは参加させてもらえた耕平の笑顔を見て安心し、再び悪態をつく一同。

これって考えたら凄い友情ですよね!

だって今の学校で出来る友情の形とか、クラスってのは、多様性ではなくて、統一性!

合わない者は排斥していくって感じですからね!

これが『真の友情』というのを見せつけられた場面でしたね~!

そして、もう一個!

紹介しておきたい伊織の名言がありまして、これは本人は知らなかったんですが、伊織は水樹カヤと話す機会があって、その時に耕平のことをこう話してます!

伊織 「けどだからこそ思うんですよね アイツって凄い奴だなって」

カヤ 「散々気持ち悪いって言ってたくせに」

伊織 「だからこそです」

伊織 「だってそこまで言われても尚 好きで好きで譲れない物があるんですよ?」

伊織 「それって本当に凄い事じゃないですか」

引用元:原作 第6巻 174P~175Pより

ありのままの耕平を認めているからこそ、出てくるセリフになってて、マジで伊織たちの関係性は多様性を示してて、熱い友情で結ばれているんだなと思いましたね!

以上が、愛すべき馬鹿たちの多様性についてでした~!

海のような心の広さ!これぞ寛容性!!

引用元:STORY -TVアニメ「ぐらんぶる」公式サイト- (grandblue-anime.com)さんより
〈寛容性〉
物事や価値観、意見や存在を排斥することなく、おおらかに受け入れることが出来る気質や性質

これは伊織が、アルバイトを始めたときのエピソードになります。

ファミレスで働くことになるんですが、そこに居たのは以前、学園祭の耕平事件でもめた、伊織が頭から水を被せた女子大生、毒島桜子

伊織は彼女から、仕事のやり方を学ぶことになります。

(教育という名の八つ当たり)

そこで、高校生で美形の乙矢尚海とも知り合い、なんやかんやで楽しくバイトすることとなります。

そして、桜子は乙矢くんに想いを寄せており、密かに狙っていたわけですが、あるとき、ダイビングをきっかけに仲良くなった伊織は、桜子に協力することになります。

(嫉妬からの八つ当たり)

伊織に、本気で顔が好きなのと桜子が言っていたので、渋々協力する形に。

であるとき、ファミレスに桜子の友達がやってきて、そんなチマチマやってる桜子はらしくないと、顔が好みってだけでしょと桜子を唆して、乙矢くんへ想いを伝えますが撃沈。

そして友達のもとに戻り、ダメだったことを伝えると、美形がいいなら、探せばすぐ見つかるじゃんと言われ、笑みを浮かべて切り替えようとする桜子。

その本当の胸の内に気づいた伊織が、バイト後に桜子にビールを投げ渡し、労います。

ですがへこんでいるのに、ただ顔が好きだっただけの相手に、振られただけでへこまないと強がる桜子。

そんな桜子に、それがへこまない理由になるのかと、本気で好きだって言っていたのに?と聞き返します。

このあとの会話が、伊織の心の広さを物語っています!

耕平の件で色々あった二人でしたが、そんなことは一切感じませんでした!

桜子 「だからアレは顔のコトで!」

伊織 「それがどうした 本気で顔が好きで何が悪い 好きな物は人それぞれだ」

伊織 「周りに何て言われようと関係ない 違うか?」

引用元:原作 第9巻 175P~176Pより

人の価値観や好きな物、考え方などを否定することなく、全てを受け止めてうえで、肯定し認めてくれる・・・

まるで海のように寛容で、包容力溢れる伊織の心の大きさを、これでもかと表現している場面だと思いますね!

この漫画の魅力は、理想的な人間関係というか、価値観とか考え方を海の性質を使って教えてくれているところだと僕は思っています!

色んな生物が存在してるからこそ、美しい『世界』があるし、感動を味わえるんだよーということです!

伊織がきっかけをもらい、ダイビングを通して味わっていることを、その世界が教えてくれていることを、伊織をとり囲む人たちの世界の中で実践している・・・

彼の周りは常に楽しそうな世界が広がっていますし、彼の言動に心動かされ、救われた者たちもいます!

この心の在り方そのものが本当の寛容性なんだなぁ~と心底思いましたね!

以上!寛容性についてでした~!

引用元:STORY -TVアニメ「ぐらんぶる」公式サイト- (grandblue-anime.com)さんより

まとめ

いかがでしたでしょうか!

この漫画の魅力が少しでも伝わってくれていたら幸いです!

海とダイビングというテーマを伊織たちのバカな日常と上手い事リンクさせていると思います!

そして、とても大事な多様性と寛容性を、海の偉大さを使って表現されているものにもなっています!さすが母なる海!

今陸上で暮らしている生き物も、元をたどれば海から生まれたもの達ですからね~!

僕たち人間一人一人が海のような心で在れば、どれだけ美しい世界が広がるのか、考えたらワクワクしますね!

以上!!

漫画『ぐらんぶる』より、多様性と寛容性についてでした~!

ではでは今回はこの辺で!またねー!!

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