『葬送のフリーレン』名言より学ぶ、恩を貸す(売る)者と恩を繋ぐ者!

こんにちわ、狛犬と申します!

今回の記事は、漫画『葬送のフリーレン』に登場する名言から、『恩を貸す・売る者』と『恩を繋ぐ者』の違い、支配と商売について語っていこうと思います!

この前は、『ChatGPTとの日常』シリーズで、AI頼みの記事でしたが、今回は自分の言葉でww

僕の想像なんですが、大昔、まだまだ文明が発達していなかった時代の人間は、『恩を繋ぐ者』が大半だったのではないかと個人的に思ってます。

ではいつからその『恩を貸す・売る者』が現れたのか?

それは、”支配”という概念が生まれた頃だと思うんですよね!

それに続くのが”商売”になります!

先に補足しておきますと、この記事での商売とは、単純な物の売り買いのことではありません。

商売という看板を掲げ、意図的であろうがなかろうが、支配という借金、心に因縁を背負わせてしまう存在になります。

それが『恩を貸す・売る者』です。

そんな奴にはなりたくないと…

恩を次に繋いで、遠い未来に残されるフリーレンを1人にしないため、作中で勇者ヒンメルはその答えを教えてくれています!

ではでは前置きはこの辺で、さっそくどうぞ!!

※ネタバレ要素あり!嫌な方はページ閉じることを推奨!

なんで人助けのとき…

引用元:『葬送のフリーレン』第5巻より
なぜヒンメルは人助けのとき、毎回と言っていい程、報酬を貰っているのか?

ヒンメル達との旅を通して感じた疑問…

彼の人となりをそれなりに知っているフリーレンが、ヒンメルに問いかけたセリフ。

確かにヒンメルの性格や勇者という立場上、無償で人を助けていても違和感はないでしょう。

おとぎ話や、他の漫画の主人公達も、見返りを求めず、ただ誰かを助けるシーンがないわけではありません。

じゃあなぜ、報酬を受け取るのか?

ヒンメルの考え方はこうです↓


  • 報酬を貰っておけば、貸し借りはなくなる
  • 勇者一行が求めるのは人を助けることであって、感謝の言葉ではない
  • 相手に貸しを作ってしまうと、本当の意味で助けたことにならない

これは人を助ける(救ける)ときの極意だと、個人的に思ってます!

ヒロアカにも、似たような表現は出てきましたね!

ちなみに『救ける』と『助ける』の違いは、緊急性です。

絶対絶命の状況か、まだ余裕があって、困っているだけという違いはありますが、基本は同じだと思います!

本当の意味での人助けです。

それが、ヒンメルとフリーレンの会話に中にしっかりと出てきてるんですよね~

そして、この漫画のストーリーの構造上、それがよく出来てるんです!

助けられた人達が、勇者ヒンメルのことをしっかりと覚えてくれていて、次世代の人達にちゃんと繋がってます!

ヒンメルが遠い未来に残されるフリーレンに、もっとも残したかったもの、『繋がり』ですね。

たとえ、くだらない報酬だとしても

くだらない魔法だとしても、報酬として貰っておく理由

ヒンメルとの旅を通して学んだことを、新たな仲間との旅の中で実践していくフリーレン。

この『報酬』が肝なんですよね!

一見、報酬と聞くとお金というイメージを持ってしまいがちですが、ヒンメルやフリーレンが受け取っているのは少し違います。

行く先々で助ける人達は、決して裕福とは限りません。

助けられた恩と、釣り合うだけの報酬を差し出せるかというと、そうではないんですよね。

じゃあどうするか?

別に、釣り合うような報酬じゃなくてもいいと言うんですよね。

例えばある村では、”早口言葉を噛まずに言えるようになる魔法”の魔導書を報酬に、竜の群れの討伐を依頼される場面があります。

リスクとリターンを考えれば、割に合わないと思ってしまう人が大多数でしょう。

ですが、それで良いと言うんですよね~

よく他の漫画で、「貸しにしておく…!」みたいな感じでカッコよく去っていくキャラもいますが、僕的にはこっちの方が断然カッコいいです!

そして、どんなにくだらない、ガラクタのような報酬であっても受け取るという行為は、支配しない強さにも繋がっていくんですよね!

“受け取らない”という支配

相手に貸しを作ってしまうと、本当の意味で助けたことにはならないから

本当に何も差し出せるものがない人達の人助けもしますが、基本的にはほぼ毎回報酬を貰っていたヒンメル。

これは…


相手に貸しを作らせない、もしくは貸しと感じさせない』という、最高の気遣い


だと思うんですよね!

報酬を渡すことが出来なかった人達は、一生その人に恩を感じて生きていくことになるでしょう。

それ自体が悪いとは言いません。

ヒンメルみたいな人に助けられたなら、そこまで悪いようにはされないでしょう。

ただ、みんながみんなヒンメルのような人達ではないというのが、支配に繋がる危険性を孕んでるんですよね。

先ほどの話しではありませんが、「貸しにしておく」というセリフがあります。

この言葉のもっとも危険だと感じる部分は、『いつその借りを返すのか、どういったモノを返すのか」というのが全く決まっていないことなんですよね!

僕の中ではこれが、”受け取らない支配”だと思います!

人を支配するとき、もっとも効果的なものとは何か?

皆さんは、人を支配するときにもっとも効果的なものとは何だと思いますか?

僕は、色々な漫画とか、ゲームから学んだことなんですが、その答えとは『恩を売ること』だと思っています!

確か『転生したらスライムだった件』のエルメシアっていうエルフの女王様だったかな?

そんな感じのことを言ってましたね!

基本的に人は、誰かから何かを受け取ったとき、相手に何かを返そうとする生き物です。

また、世界とか歴史とかを見てて思うのは、恐怖や宗教だけで、国や人を支配出来た試しがないと思うんですよね!

先に言っておきます!

『恐怖や宗教』だけではダメなんです。

そこに恩を感じさせる仕組み』を導入しない限りは!

恩が売れる状況、それが続く環境を作る者たち

先ほど、恐怖だけではダメだという言い方をしましたが、恐怖は恐怖でも、別の恐怖に置き換える必要があります。

例えるなら、人質がいい例でしょう。

これは現在進行形でリアルにもありますが、人質を取られた方は当然、その解放を望みます。

反対に、人質を取った方はというと条件を突き付けます。

その条件を呑まないなら、人質をひどい目にあわす、もしくは解放しない、そういった恐怖に相手を貶めるわけですね。

(ちなみにこの人質というは、人じゃなくても、その人の”弱みであれば”なんでもいいんです)

もしその条件の中に、人質解放後のことが含まれていた場合、人質を取られていた方は解放してもらった恩がある。

その後も、言いなりになる可能性があるということです。

それが『支配』なんですよね!

人質だけじゃなくて、一般的にも似たような事象は腐るほどあります!

例えば、これは非常に残念なことなんですが、『商売』の中にも見え隠れしているんですよね。


  • それがないと困る、もっと欲しいという依存、それが失われる恐怖
  • そういう状況にする、それらを意図的に作り出す者達
  • そういった商品やサービスを扱い続ける会社や商売人

あんまり具体例を詳しく書いちゃうとアレなんで省きますが、思い当たる節はないでしょうか?

ただ、この仕組み自体に善悪はありません!

なぜなら、良い循環を構築する場合も、やり方は同じだからです。


  • こういった商品やサービスがあればもっと人は助かる
  • 使う人、利用する人が増えれば、もっと他のことに時間も使える
  • また新しい、より良い商品作り、サービスを提供する会社が増える

要は、仕組みを使う側の問題ですね!

で、話しを戻すんですが!

その中でも、もっとも恐いのは依存の支配なんですよね。

支配の構造は、する側とされる側の『縦』構造になります。

そして、支配者が嫌がるのは、『横』で繋がられることなんですよね。

それしかないと思わせている人間に、横から違う人に、こっちはこんなんあるよって視野を広げられるのが大変不都合なんです。

善意という名の鎖

先ほどまでは悪意を持って、困る状況をあえて作り出し、それを助ける商品やサービスを提供するといったマッチポンプの話しでしたが!

たとえ善意であったとしても、支配に繋がる可能性はあると思うんですよね!

例えばなんですが、こういう求人見たことないですか?

『免許取得費用、資格取得費用は会社で全額負担』

一見すると、お得感ありますよね?

働きながら、スキルや資格が身につくんですから。

ただ、先ほども言いましたが、基本的に人は受けた恩を返そうとする生き物です。

まあ中には、それはそれ、これはこれと割り切れる人もいてますが、その善意を鎖のように感じてしまう人もいるでしょう。

もし、会社を辞めないといけなくなったとしても、会社負担で免許や資格を取らせてもらったからっていう恩があるから、辞めたくても辞めづらいという状況もあると思います。

もちろん、会社側としては人材育成の一環で、善意でやってるところもあるでしょう。

しかし、長く在職して欲しいからというのが、本音だと思うんですよね!

これは善意と会社の願いのハイブリッドなんです!

本人と会社の希望がまったく同じ方向性なら、さほど問題はありません。

ただ、構造だけで見てみると、支配としても成立しちゃってるんですよね~

これは実体験なんですが、資格とかを取るのに、会社側が費用出すよ、みたいなことを言われたことがあります。

ただ、僕の場合はそれでは意味がないと思ってしまったんです。

なぜ、そういう判断に至ったかなんですが、『僕のヒーローアカデミア』や『NARUTO』という漫画にこんな感じのセリフが出てきます。


「最初から運良く授かったものと、認められ、譲渡されたものではその本質が違う」

「肝に銘じておきなさい、これは君自身が勝ち取った力だ」


「でも今オレは、その危険な橋を1人で渡りたい」

「向こうへ辿り着けなきゃ、オレはいつまで経ってもガキのままなんだ」


自分自身の成長、それは結局、自らの手で勝ち取らないと意味がない、本質が違うということです!

だから、資格や免許の取得も、自分が一生懸命働いて、稼いだと思えるお金で勝ち取らないと、自分自身に胸張って頑張ったと言えないからなんですよね!

支配という文字を分解すると、『支える』と『配る』になりますよね?

会社が費用を支援する、お金を配る…

そんな風に、会社側に依存してしまうような支配ではなくて、自分の足でしっかりと立っていたいから、こういう判断になったんですよね。

だから、僕は基本ラッキーで得たお金とか、臨時収入とかで資格や免許を取らないと決めてます!

そういうお金は自分以外の人に使ってなんぼという考え方ですね!

ほんの少しでいい…(この記事の超重要部分!)

引用元:『葬送のフリーレン』第5巻より
ほんの少しだけ、誰かの人生を変えてあげれば、それだけで十分なんだ

今までは恩を売る、貸す、商売や支配についてお話してきましたが、こっからは恩を次に繋いでいく者の話をしたいと思います!

というか、こっちのがはるかに大事!

これは別記事で、正義と悪についてという記事でも書いたんですが、その正義と一緒なんですよね~

簡単に説明すると…

正義とは志を共にし、誰かが力尽きたとしても、誰かが受け継ぎ、次へ次へと巡って繋がっていくもの。

悪とは、利害関係の一致で互いを利用し合う、用済みとなればトカゲのしっぽ切り、簡単に切り捨てることの出来る関係を言います。

で!

恩を次に繋ぐ行為っていうのは構造的に、正義に該当します!

テイルズのヴェスペリアや、ダンまちにも出てきますよね!

そして、ヒンメルに助けられた人達が時代を超え、また別の誰かを助ける…

その人は勇者ヒンメルに人生を変えてもらった人達で、自分の子供や孫に伝え、その子孫達がまた次へと継承。

勇者ヒンメルは死にましたが、人々の中でヒンメルは生き続けているんですよね!

それこそが、フリーレンを1人にしないために、ヒンメルが出来る最大限の贈り物だったのではないでしょうか。

そして、旅の行く先々でヒンメルを感じられるフリーレン。

この物語の最大のポイントはここなんですよね!

人間の寿命はとても短く、儚いものです。

そのため、エルフであり、長寿でもあるフリーレンとの時間間隔のズレは生じてしまいます。

これは仕方のないことなんですが、ここが重要!

現実世界に、エルフのような長寿な種族は存在しません!

あくまでも物語です!


じゃあ、この物語を通して読者は何を学ぶべきか?


それは、一瞬一瞬の尊さや、自分が生きた証、想いを繋げることを学び、死ぬ直前に…


(あー疲れたでもまあ…そんなに悪くない人生だったし、オレ・私にしては頑張ったほうじゃね?)


と思って死んでほしいんですよね!

これは、ワンピースで言うとDr.ヒルルク。

FF7CCで言うと、ザックスなんですよね。



人はいつ死ぬのか?

それは、心臓を銃で撃ち抜かれた時でも、不治の病に侵された時でも、猛毒のスープ飲んだ時でもなく…

人に忘れられたとき・・・!

だから、例え自分が死んでも、自分の夢は叶う。

なぜなら、自分のことを覚えていてくれる存在に出会えたから。

そんな出会いに恵まれた、良き人生だったから、笑って死んでいったヒルルク。




自分の分まで生きて欲しい・・・

なぜなら、お前がオレの生きた証だから。

だから、オレの誇りや夢を全部持って行って欲しい。

そう思える、かけがえのない友に出会えたこと・・・

なにより、大事にことを教えてくれた人達の想いを次に繋ぐことが出来たこと。

語り継がれるような英雄にはなれなかったけど、オレ、英雄になれたかな?

そんな風に、バスターソードを受け取ったクラウドに小さく微笑み、この世を去っていたザックス。

想いを継承していった英雄たち。



ザックスもヒルルクも、クラウドとチョッパーの人生を変えてくれた、かけがえのない人達です!

そんな、かけがえのない人になれるように、学んで生きて欲しいんですよね!

別に漫画やゲームの主人公のように、大それたことや偉大なこと成し遂げろって話しではありません。

勇者ヒンメルならこう言います!

ほんの少しだけでもいい…

誰かの人生を変えてあげればいい…

ただそれだけで、十分なんだ!

ってね!!

まとめ

以上!!

漫画『葬送のフリーレン』の名言から、僕が学んだことでした~

いや~、この漫画も凄い!

人が亡くなった後の想いの行先や、残された人達のその後の人生…

自分がこの世を去っていくときに何を遺せて、どれだけのことを学び、魂ごとにあの世に持って帰れるのかっていうの凄い考えさせられる物語になってます!

人は、永遠に惹かれる生き物でもありますが、短い人生、儚いからこそ毎日を大事に生きようと思える生き物でもあります。

それをしっかりと教えてくれる漫画でした~!

ではでは、今回はこの辺で、またねー!

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