こんにちわ~、狛犬と申します!
この記事は、漫画ブラッククローバーより、主人公アスタや、その仲間の心の強さについて、語っていこうと思います!
降りかかる困難に、絶対に折れない、諦めない、その根底に在るものは、自身の弱さや後悔、そして、一度は折れてしまった心・・・
その折れてしまった心を支えてくれる友やライバル、仲間の存在、自身にかけられた言葉を胸に、己の限界を超えていく、そんなシーンがアツいので、ぜひ読んでほしい作品になってます!
ではではさっそく語っていこうと思います、よろしくです!
※ネタバレ注意!!
引用元:Story | TVアニメ『ブラッククローバー』公式サイト (bclover.jp)さんより
🍀基本情報
作品名:ブラッククローバー
作者:田畠 裕基
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
巻数:既刊35巻(2023年6月現在)
引用元:ブラッククローバー – Wikipediaさんより 一部引用
2015年から連載開始して、もう7年目ぐらいになる、ジャンプでも人気の看板漫画になります。
アニメ化や、ゲーム化もされた作品になります!
🍀骨折は自然と治る、心折は誰かと何かと自分で治す!
語っていく前にいきなりなんですがw
骨折は自然と治りますが、折れた心は何かの存在と自分で治していくもの、ということについて触れたいと思います!(※個人の見解)
骨は時間と必要な栄養素で治していきますよね!
心は時間と誰かの存在、もしくは、強い望みと自分自身と向き合い、気付くことで治していきます!
骨折はわりと想像しやすいと思いますが、心のほうはちょっと難しいんですw
時間が解決するっていうのは、一度は辞めたしまったことでも、気づくとまたやってるみたいなことですね!
本当に好きだから、諦めようと思ったけど、諦めきれないっていう感じです!
結果自分に向き合ってみて、もう諦めることを諦めよう~って気付くことです!
誰かの存在や望みっていうのは、問題の解決策を気付かせてくれたり、折れそうなときに支えてくれる希望ですね!
簡単に言うと、この練習終わったら飯食える~とか、来週給料出たらあれ買えるから頑張ろう~とか、その発想はなかったわw
みたいな感じです!
軽い感じで説明するならこんな感じになるんですが、本当に苦しんで挫折してしまった心の骨折はもっと強い望みか存在、気付きでないと治せないです!
自分を突き動かす、リハビリする原動力が必要になります!
そして、その原動力を得て、心の骨折が治ったとき、以前の何倍も、その心は強くなっています!
ですが、どこまでいっても、その強さの原点は折れた心にあります!
骨折したから骨は以前より強くなるように、心も強くなれたのは、折れた心があったからであり、原点だからということです!
そして、それらを物語を通して教えてくれていると思うのが【ブラッククローバー】かなぁ~と思ったので紹介させて頂こうと思います!
🍀あらすじ♧アスタの挫折
引用元:Story | TVアニメ『ブラッククローバー』公式サイト (bclover.jp)さんより
- あらすじ
かつて、魔神という存在に人類は滅ぼされそうになったが、一人の魔導士がその魔神を倒し、人々を救い、後にその魔導士は”魔法帝”と呼ばれるようになります。
そして、アスタ達が住む王国、クローバー王国は代々魔法帝を継承していき、現在は、魔法帝を軸に、九つの魔法騎士団を作り、国を守って、平和を維持してきました。
魔法帝とは、その九つの団の中から選ばれ、実績と信頼、そして、強さを示して選ばれてきた存在になります。
アスタもいつの日か、魔法帝になることを目指し、戦っていく流れで物語は始まっていきます!
クローバー王国では格差が激しく、王都から離れるにつれ、蔑まれてきました。
アスタはその一番果ての孤児院出身になります。
15歳になるまでそこで暮らし、魔法騎士団へ入団するために、年に一度行われる”魔導書”の授与式に臨みます。
- アスタの挫折
この世界では、魔導書がなくても、簡単な魔法なら、自身の系統にあったものを発動することが出来ます。
しかし、アスタは幼い頃から、魔法を一切使うことが出来ず、孤児院のみんなからも、面白がられていました。
ですが、魔導書が授与されれば、触発されて使うことが出来るようになると信じ、授与式の日を迎えます。
そして授与式当日、集まった人たちに、一斉に授与されるんですが、アスタは魔導書から選ばれることなく、また来年と言われてしまいます。
もうこの時点で、普通ならかなりへこむと思うんですがw
アスタは諦めません!
幼い頃から共に暮らしてきた、同い年の少年ユノに、すぐに追いつく、ライバルだからなと意気込みます。
ですが、そのときユノから、「ありえねー」と言われてしまいます。
ユノは魔法の才能にあふれ、魔導書も、クローバー王国では極めて珍しく、初代魔法帝と同じ、四葉のクローバーが象られたものに選ばれます。
授与式が終わり、みんなが去ったあと、ユノは魔導書を狙ってきた盗賊に狙われ、拘束されてしまいます。
そこへアスタが駆け付け、ユノを助けようと盗賊に向かっていきますが、魔法が使えないアスタでは歯が立たず、やられてしまいます。
その盗賊は鎖魔法の使い手で、その鎖に触れた者の魔力量を知ることが出来るのですが、そのとき、アスタにとって最悪の事実が知らされます。
アスタには生まれつき、魔力が一切なく、魔法を使うことが不可能という事実を突きつけられます。
これにはさすがのアスタも、絶望します。
どれだけ頑張っても、どんなに努力してもダメなのだと、魔法帝という存在どころか、魔法が全てのこの世界で、生きていくことさえ困難であるということを・・・
これがアスタの挫折になります。
しかし、最初で最後の挫折でもあります!
🍀ライバルであり、信じてくれる友の存在
諦めが頭を過り、望みを絶とうするアスタ・・・
盗賊から罵られ、負け犬呼ばわりされてしまいます。
その一部始終を、拘束されながら聞いていたユノの脳裏には、幼い日の記憶が蘇ります。
貧民であり、捨て子でもあるユノの、唯一の所持品であるペンダント・・・
それを奪われそうになり、魔法が全てなんだと言われ、怖くて動けなくなったユノを助けてくれたアスタ・・・
そして、アスタの言葉と二人の夢・・・
貧民だろうが、捨て子だろうが、魔力が少なかろうが、この世界で誰よりも凄くなれるんだということの証明、魔法帝になること。
その日から変わった二人の関係を思い出しながら、盗賊に向かって言い放ちます!
ユノ:そいつは負け犬じゃねー…アスタはオレのライバルだ
引用元:ブラッククローバー 原作 第1巻 P46~47より
この言葉を聞いた瞬間、アスタはユノと、幼い頃に交わした約束をちゃんと覚えていてくれたこと、どれだけ差が開いても、ライバルとして、ユノから認めてもらえていたことを知ります!
折れてしまった心を支える言葉、こういうのが良いんですよね~!
諦めない!とアスタの心に希望が灯ると、突然アスタの目の前に魔導書が現れ、そこから身の丈ほどある大剣が出現します。
その剣はあらゆる魔法を断ち切り、跳ね返すことができる”反魔法”の剣であり、魔力を持たないアスタだけが使いこなせる代物でした!
その剣で見事、盗賊を倒します!
そしてユノは言います、「アスタが選ばれないのはありえねー!」と!!
諦めない心が呼んだ魔導書であり、アスタの心の中心にある軸であり、一度は折れた心を、友との約束が繋ぎ止めたアスタの真の魔法・・・
アスタ:諦めないのがオレの魔法だ!!!!
引用元:ブラッククローバー 原作 第1巻 P54~55より
って感じになっていくわけですよ~!
この諦めない姿勢、希い強く望むアスタの魔法は、あとあと色んな人たちに影響を与えて、大きな力へとなっていきます!
いや~、改めてライバルや友の存在っていうのはでかいなぁと感じさせる場面ですよね~
ここまでがアスタの原点であり、これから待ち受ける、どんな困難にも立ち向かっていける原動力であり、二度と折れない意志を持った、心の強さの誕生でもあります!
こういう熱血系や、とにかく前向きな主人公は少なくなってきてる気がしますが、どんな漫画やアニメ、ゲームの主人公たちも、少なからず心の根っこには、似たようなものが存在してる気がします!
🍀魔法騎士団【黒の暴牛】入団と誓い!
魔法騎士団へ入団するためには、試験があり、その試験内容の結果から、九つの騎士団の団長が審査して、欲しい人材を選ぶ!
みたいな感じになります!
一次試験では箒に乗り、空を飛ぶことで、基本的な魔力操作を見られます。
この試験で、魔導士としてのセンスがだいたい分かるとのこと。
もちろん魔力がないアスタは、そもそも飛べないので、この審査は壊滅的な結果になります。
その後の試験も散々な結果に・・・
そして迎える最後の試験は、1対1での戦闘になり、アスタに絡んできた青年、セッケと戦うことになります!
アスタには魔力はありませんが、鍛え抜かれた肉体と身体能力により、見事セッケを撃破してみせます。
その動きは、騎士団団長が高速移動魔法と勘違いするレベルです!
審査を終え、団長たちの挙手制で、騎士団への入団可否が決まるわけですが、アスタはやはり、誰からも挙手されませんでした。
すると一人の団長が降りて来て、魔法騎士の求められるのは魔力であり、それが無いアスタは、誰からも指名されないと、強大な魔力を放ちながら話しかけてきます。
魔法帝になると言うアスタに、オレの目の前で、魔力が無い分際で、まだ魔法帝になると言えるのか、とアスタに問いかけます。
ですが、アスタをこう答えます!
アスタ
ここで魔法騎士団に入れなくても・・・何度コケても
誰に何を言われようと オレはいつか魔法帝になってみせます・・・・・!
引用元:ブラッククローバー 原作 第1巻 P97より
これぞアスタの魔法ですね!
以前別の記事で、呪文が言葉+魔力が行動、合わさってはじめて魔法として成立する、みたいなことを書いたことがあるんですが、アスタもそれと同じです!
その答えを聞いたヤミ・スケヒロは、アスタを気に入り、「いつか魔法帝になってみせろ」と言い、うちの団に来い!!
とアスタを黒の暴牛へ誘います!
もちろんアスタは入団し、晴れて魔法騎士の一人となりました!
🍀伝播していく心の強さ
黒の暴牛は、武功より、被害額のほうが上回る騎士団であり、その団員たちも、変り者の集まりです!
団長からして、相当な変り者ですからねw
アスタが入団した当初は、九つのある魔法騎士団の中で、最悪の団でしたが、ともに任務をこなしていくうちに、他の団員たちにも影響が出始めます!
団員たちにも、それぞれ複雑な過去があります。
アスタとの出会いが、それらをどんどん良い方向へと変えていきます!
魔力がないのにも関わらず、誰よりも魔法騎士として戦おうとするアスタ・・・
魔力がないのにも関わらず、魔法帝になると言うアスタ・・・
そのどんな状況でも諦めない、どこまでも真っ直ぐに、突き進んで行く歩みに触発され、まるで魔導書を得たことで、新しい魔法が開花したかのように、黒の暴牛は急成長していきます!
で!
その仲間たちが窮地に陥ったときに、回想で必ずと言っていいほど、アスタの存在が思い出されます!
また、アスタの戦いを見て勇気を貰い、戦いの中で、自身の能力を開花させていく場面もあり、個人的にかなりアツいです!
まるで、心の強さが伝播していくような、折れていた骨が回復し、各段に強くなって枠組みを作り、黒の暴牛を形成していく感じがたまらんですね!
たしかに人は、人一倍頑張っている人を見ると、自分も頑張らないとって思いますもんね!
もしくは力になってあげたいとか!
そして、そんなアスタ自身もユノだけではなく、団長のヤミから貰った言葉も、心の中心に存在しています!
その言葉は、言い方は違うかもしれませんが、他の団員たちも貰っています!
心からその言葉とヤミを信じ、そんなヤミが気に入って、入団させた仲間を信じて戦う。
その姿が団員たち伝わり、伝播していったんだと思いましたね~!
🍀そして限界を超えていく…!
ヤミ・スケヒロ:今ここで限界を超えろ
引用元:ブラッククローバー 原作 第1巻 P143より
ヤミの口癖みたいな感じなんですが、事あるごとに、団員たちにかけている言葉になります!
一見すると、無茶ぶりな感じの言葉でもあるんですが、団員たちはそれに応えようと行動しています!
何故応えようとするのか?
それはヤミが信じてくれているからっていう、ただそれだけの理由なんですよね~!
黒の暴牛の団員たちは、魔法騎士の中では、はみ出してしまった人たちの集まりで、周りでもてはやされている魔法騎士たちのようには戦えない人たちなんです!
ですが、ヤミはそんな団員たちに、そいつにはそいつなりの戦い方があると、その各々のやり方で限界を超えていけと伝えており、お前たちはそれが出来ると本気で思ってるんですよね!
いや~ホントに言葉通りで、型にハマったやり方や考え方では限界を超えていくことは決して出来ないし、どこかでつまづいてしまいます。
アスタたちにとって、魔法騎士はこうあるべきとか、王族だからこうあるべきとか、貧民の下民で大した魔力もないんだからできっこないっていう概念という殻を打ち壊してくれる言葉なんですよ!
そういうものが団員たちに伝わっているから、追い詰められたときに本当に限界を超えていくことが出来るんだなぁ~と思いましたね!
🍀まとめ
以上!!
ブラッククローバーの良いところと心の強さについてでした~w
折れた心や自身の弱さとは、ブラッククローバーの言葉を借りると決して恥ずかしいものではなく、強くなるチャンスなんだということを教えてくれている・・・
そんな漫画なんだなということを語らせて頂きました!
この記事を読むほとんど方は読んでいると思いますが、もし読んだことがないという方は、この記事を読んで興味が湧いていてくれたら幸いです!
ではでは、長々と失礼いたしました~!ありがとうございました!
さんぽ終了~wまたねっww
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