こんにちわ、狛犬と申します!
今回の記事は、昨年取得させて頂いた『介護職員初任者研修』の内容と、取得しておいて良かったと感じた部分について語っていこうと思います!
内容については、実際に人前でやったことを中心に書かせていただきました。
時間とか費用とか、カリキュラム(授業)については調べれば、いっぱい出てくるので!
語っていく前に、少しだけ重い話で申し訳ないんですが、先日、父が59歳という若さで他界しました。
父の病気は『グリオーマ』という悪性の脳腫瘍で、昨年9月頃に余命半年と宣告を受け、亡くなるまで介護してたんですよね。
職場にも相談して、午後からは在宅で仕事をしつつ介護をしていたわけですが、初任者研修で学んだことがすごく役に立ったように感じます!
「未知を既知に変えろ…」
このセリフはとある作品の名言になりますが、それをリアルでここまで実体験することになるとは夢にも思いませんでした。
本当に、知っているのと、知っていないのとでは全然違いましたね!
ではでは、湿っぽい話しはこの辺で、さっそくどうぞ!!
研修の主な内容!発表・実演(実際に人前でやったこと)

研修のカリキュラムとか、費用とか、調べれば出てくるものではなく、僕が実際に人前でやったことだけをお話させていただきますね。
たぶん、人前でやることのほうが気になると思うのでww
ちなみに僕が初任者研修の資格を取得させて頂いたのは、『未来ケアカレッジ三宮校』さんになります。
僕もそうだったんですが、実際にどんなことをするのか?
発表や、チームを組んでの実演、ペアになって何をするのか?
どちらかというと、そういう内容のほうが気になってましたね!
だって実際、全然知らない人同士でやっていくわけですからね~
そりゃあ緊張もありますし、始まる前はそんなことばかり検索していたように感じますww
ただ、あんまり詳しくは出てこない!
ペアでの発表があるとか、チームで役割を決めて実演するとか、そういうのは出てきますが、実際にどんな内容なのかまでは分かりませんでした。
で!
いざ研修を受けてみると、ほぼ全部やりますww
たぶんどこで受けようが、内容的には変わらないと思います!
- 自己紹介と個人での発表
- ペアやチームになっての発表、取り組み
- レクリエーション
- 研修を通して感じたことの発表
人見知りで、あがり症気味の僕の…出来るだけ発表とか、実演とかは少ないほうがいいなぁ~
という淡い希望は全て断たれることになりますww
でもでも、終わってみれば全てが介護に必要なことなんだと理解出来ましたね!
ではでは、その内容を詳しくお話していきます!
※担当する講師によって、内容は変わるかもしれないので、絶対コレをやると断定はできないのでご注意を!
自己紹介と個人での発表
一番始めにしたのは自己紹介です!
名前や職業、どうして研修を受けようと思ったのか等。
講師の人から紹介内容を大まかに説明され、順番に発表。
未来ケアカレッジ三宮校さんでは、始めは男性陣から自己紹介してもらうような形というか、風習になっているらしく、各々自己紹介していきます。
(解せぬ…)
僕自身は将来的に島へ帰るため、介護タクシーに乗りたかったのが研修を受けた理由ですね!
あと個人での発表は、宿題の感想等がありましたね~
利き手じゃない方の手でトイレに行った感想、利き手を使わずにご飯を食べる、また小さな口で食べてみた感想等を発表しました!
他には授業が進むにつれ、前回授業の復習で、講師の人に当てられて内容を覚えているか答えるといったこともしましたね。
ペアでの発表・取り組み
ペアでやったのは教科書に載っているワークから、支援の内容や問題点について話し合い、発表するといったもの。
どちらかが介護する側、介護される側になって、実際に支援をしてみるといった取り組み。
あと、名前や年齢、研修を受けに来た理由、互いの趣味とか好きなこと、自慢出来ることを教え合い、ペアになった人に自分のことを全員に紹介してもらう、といったこともしましたね~
ちなみに人前で喋るのが苦手な人も居てましたが、みんな頑張って喋ってましたね!
発表する人は交代でやったり、本当に人前で喋るのが苦手な人は、皆さん優しい人達ばかりでしたので、進んで答えてくれているペアの人もいました!
僕のクラスは結構若い人が多く、高校生も2人居てて、将来を見据えて休みを利用して受講してましたね!
若いのに立派で、日本もまだまだ捨てたものではないなと感じました!
チームを組んでの発表、実演、レクリエーション
チームを組んでの発表は、教科書のワーク、支援内容を3~4人で話し合い、代表者1名が意見をまとめた上で発表する。
実際に話し合った支援内容、例えば、入浴介護をどのように行うか意見をまとめ、みんなの前で実演してみるといったこともしましたね。
あと、授業の後半でレクリエーション等もしました。
認知症防止や健康維持のために行われる、カラオケや色塗り、体を動かす軽いゲームのようなものです。
3グループぐらいに分かれて、各グループでレクリエーションの内容を考えるといった感じ。
考えたレクリエーションを他のグループに説明し、実際に遊んでもらうとこまでしました。
部屋にある道具や、与えられたアイテムは何でも使っていいので、その中でレクリエーションを考えましたね~
僕の時はこんな感じでした↓
Aグループ=俸と新聞紙で輪っかを作り、ペアを組んで、投げる側と輪っかを取る側に別れて、輪っかの獲得数を競うもの
Bグループ=新聞紙で大小さまざまな形の皿状のものを作り、ソロでどれだけ積み上げられるかを競うもの
Cグループ=ホワイトボードに代表者1名が出されたお題のイラストを描いて、自分のチームに当ててもらう、全員が一致してたら勝利方式の、AグループとBグループの対戦型
ちなみに僕はCグループでした~
考えた遊びを他のグループに説明し、司会進行役もやりましたね!
説明や司会進行役は各グループの代表者1名がやりました~
研修を通して感じたことの発表
僕の場合は一番最後に、『介護』というものについて、研修を受ける前と後でどのように変わったか、また、良かったと思った点等、何でもいいのでみんなの前で発表するといったことをしました。
その場に立って、席で発表するのではなく、ちゃんと前に行って、講師のとなりで発表するものでしたので緊張はしましたがww
ただ、この頃になると、ある程度周りの人達とも打ち解けており、最初の自己紹介程ではありませんでしたね!
ちなみに僕が感じた『介護』とはこんな感じです↓
研修を受ける前は、介護とは体の不自由な人の手助けや、その人の代わりにしてあげること。
研修を終える頃には、介護とはその人が今までやってきた生活を送れるようにするための補助や、元の生活に限りなく近い状態へ導いてあげることでした。
これは別記事でも書きましたが、『お母さん』の在り方や、子育てと一緒だったんですよね~
何でもかんでもやってあげればいいってもんじゃない。
本来その人が出来るはずだったことを奪ってはいけない。
その人が今まで築き上げてきた、その人らしい生活を送れるよう、あくまでもフォローに徹する。
人材育成とかも基本的に一緒ですよね?
問題が起こったとき、何か新しいことに挑戦するとき、失敗してもいいからやらせてあげる。
失敗したときにフォローすればいいだけ。
子供から成人、高齢者になって色々と不自由になっていくわけですが、どの年代においても基本は一緒でしたね!
以上!
実際に人前でやった、発表や実演、レクリエーション等の似内容でした~
ちなみに『お母さん』という心の在り方について書いた記事がこれです↓
介護の前の大前提!コミュニケーション能力の大切さ!

自己紹介や発表、実演や他者への説明…
ここまで読んできて、これって介護にそこまで必要なの?
って思うかもしれませんが、結論!
これ全部必要なんですよね!
ていうか介護に限らず、全ての職種に言えることなんですけどww
介護される側の人にとって、自分の生活を支えてくれる人がどんな人物なのか?
介護する側の人間が、どれだけその人に寄り添って、考えて支援を行えるのか?
自己紹介もあまりせず、今日からこの人があなたの身の回りの手伝いをしますと言われても、介護される側は不安ですよね?
逆も一緒で、今から介護する人のことを知らなければ、どういった支援が適切なのか分からないですよね?
なので、介護の前に自己紹介やコミュニケーションが大事ということです!
その辺りについても、研修でやってるのでお話していきます!
自己開示能力『ジョハリの窓』
研修では心理テストも結構してて、自分の精神性の成熟度や、介護に向いているのか、そうではないのか等を調べたりもしました。
その中で『ジョハリの窓』というものが出てきます!
詳しい説明はここではしませんが、自分と他者からの評価のズレを4つのフレームで分けて、可視化したものです。
そのうちの1つに「開放の窓」というものがあって、コミュニケーションを深めるのに、その開放部分を拡げていくのが良いと言われています。
ちなみにこの部分は、「相手も自分もよく知っている部分」です。
付き合いが長ければ長いほど、そういった部分は自然と増えてくるわけですが、介護の現場ではその部分を可能な限り早く拡げることが肝になってくるんですよね。
それはなぜか?
その人がその人らしい生活を送れるようにするための支援が『介護』だからです。
そして、その人を知るにはまず自分が心開いて、自己開示して接していくことが大事だからなんですよね!
相手の心を開くには、まずは自分が心開かないと、ということです!
自己紹介も発表も実演も、全て必要だから研修内容に含まれる
介護するにあたって、その人を知らなければならない。
しかし、そう簡単に人は心を開いてはくれない。
ならどうするか?
まずは、自分が心を開いて接しなければならない。
そのための自己紹介であり、自分のことや考えを知ってもらう発表であり、実際に支援をしてみるという実演が、研修の中に散りばめられているんですよね!
この辺りは研修が進むにつれ、納得していった部分でした~
でもこれって社会に出たら、ううん、子供の頃からみんなが当たり前にやってる礼儀でもあるんですよね~
あいさつをする、自己紹介をする、自分の考えを伝える、相手の考えを聞く、一緒にやってみる。
しかも、生まれてから死ぬまで絶対に役立つことで、学生時代も、社会人になっても、年老いて高齢者になったとしても根っこにある部分は変わりません。
しかし、最近こういう動画を見ました。
Z世代は『あいさつすら、コスパが悪い』と思っている、だからしない。
僕も年代的にはZ世代になりますが、これを見てマジかぁ~って思いましたね!
まあ一部の人達だけだとは思いますが…、一部ですよね?
あいさつは大事よ?
僕の研修クラスには高校生が2人も居てましたが、その子たちはしっかりしてましたね~
研修を受けて、まだまだ日本も捨てたもんじゃないなと思えた瞬間でしたので、そういった意味でも初任者研修の内容は良かったなと感じました!
以上!
少し脱線しましたが、研修で改めて復習出来た、コミュニケーションについてでした~
研修を受けておいて良かったと感じたこと

ここからは研修を受けて良かったと感じた部分ですが、冒頭の父の話しが大半になります。
まず、『グリオーマ』という脳腫瘍について。
腫瘍の中でもトップクラスで悪い病気で、脳の中で新たに出来た細胞が増殖を繰り返し、圧迫していくといったものでした。
レントゲンや、MRIでも見せてもらいましたが、とにかく侵攻が早かったんですよね。
1回は手術をしてもらいましたが、なにぶん脳の中なので、全てを取り除くことが出来なかったんです。
少しでも細胞が残っていれば、そこから新たに増殖していくので、いたちごっこになるような状態だったので先生も2回目の手術を断念。
緩和ケアを行いながら、余生を好きなように過ごせるようにといった感じで介護が始まりました。
研修内容の実践
父の介護では、研修でやったことはほぼ全部やりました。
最初は言葉が出にくいだけでしたが、侵攻が進むにつれ、歩行介助や食事の援助、トイレや入浴の介護が徐々に必要になりました。
なにぶん侵攻も早いもんですから、それらが一月単位で変わっていくんですよね。
車椅子から介護ベッドでの生活になっていき、最期の方は寝たきり状態になり、ベッド上での介護になりました。
研修である程度ノウハウはあったので、そこまで慌てることなく介護が出来たように感じます。
ただ、研修では健康な人間同士でペアになってやるので、実際に体が動かない人相手だと、ここまで違うものなのかと改めて実感しました。
講師の人達に体に負担のかからない足腰の使い方や、実体験を聞いておけてすごく良かったです。
僕1人で介護していたわけではなく、母も一緒に介護していたのですが、やっぱりある程度知識があるのとないのとでは違いましたね。
例えば衣服の着脱。
父は右腕から麻痺が始まって、痛みがあったんですが、右腕が麻痺している場合は健側である左腕側から脱がせないとやりにくいし、本人の負担が大きいです。
『脱健着患』
「これは大事やから、しっかりと覚えておいてね~」
脱がせるときは健康であるほうから、着せるときは患っているほうから。
先生から教えてもらったこと、母に教える場面も結構多かったですね~
他にも移動移乗のやり方や、おむつ交換時の体位変換。
他にもまだまだあるんですが、その都度先生たちが頭の中で助言をくれているような感じでしたので、研修がすごく役に立ったなと思いました。
尊厳の保持、出来ることは奪わない
続きまして、尊厳の保持と残存能力の活用について。
これも研修では頻繁に出てくる部分なんですが、本当に大事なんですよね。
実際にあったことなんですが、父は左手はまだ動かせる状態のときに、母が飲み物を飲ませたりしていたんですが、「一回持たせてみ、まだ出来るはずやから」と母に言ったことがあります。
父は言葉を発することが出来なくなっていたので、タイミングも合わないことがあり、むせたりしていたので、父に話しかけ、持たせてみると自分で飲んだんですよね。
力が弱くなってきており、震えたり、こぼしたりもしてましたが、リハビリにもなるからと。
まあそんなこともあり、母に残存能力の話しをしたり、認識の話しをしたりしましたね。
他にも、もっと症状が進んだときのことなんですが、ご飯を口元に運ぶ際に、口元に持っていっても口を開かないといったことがありました。
その頃は体を支えておかないと傾いてしまって、僕が支えて母が食べさせるといったことをベッド上でしてたんですが、母が困っていたんですね。
「ちょっと口元に運ぶんが早すぎるわ~、お父さんにちゃんと見せて、お父さんが食べもん見てから口に持っていってみ?」
と助言したところ、ちゃんと口を開けて食べたんですよね。
これも研修でやったことなんですけど、認知症を発症している方で、目の前に食事があったとしても、自分の分と認識できていないことがあるらしいんです。
例えば、机の色と同系色のおかずがあったとしたら、そこにご飯があると分からなかったりします。
誰かと同じ席について食事をしていた場合でも、お皿の向きが違えば、自分の分ではないと思ってしまったりすることもあるらしいんです。
それを思い出して、実戦してみたところ、上手くいったんですよね~
あと、尊厳の保持について。
この部分はトイレの場面で非常に意識したところで、母にも結構言いましたが、いくら家族でも用を足しているところを見られるのは恥ずかしいもんなんです。
これが他人なら尚更なんですが、ここでも研修通りにタオルケットを使って、家族であっても配慮しながら排泄介助しました。
父もタオルで隠そうとする仕草をしていたので、やっぱりこういう配慮は尊厳を守る上で本当に大事なんだなと改めて思いましたね。
絶対に慌てない、よく観察しておくこと
介護する上で一番心配なのは、緊急の際です。
これも実際にあった話しなんですが、グリオーマは酷くなると痙攣が出ることがあるらしく、あんまり酷い痙攣が出るようなら、座薬を入れてくださいと医者から言われていました。
ただ、一度その座薬を入れてしまうと、本当に植物人間に近い状態になる可能性もあったので、最終手段としての薬でした。
母もそれは分かっていたんですが、一番最初に痙攣が出たときはそれはもう大慌て。
右腕から顔面にかけて、痙攣が止まらなくなったんですよね。
で、ここでも講師の先生が言っていたことを思い出します。
どんな状況でも慌てない、よく観察して、医師や看護師に繋げれるよう意識すること。
あと、研修でも痙攣の話しがちらっと出てきたことがあって、本当に酷い痙攣はカツオを釣り上げたときに跳ね回るぐらいの勢いらしいので、部分的に痙攣が出ている分には様子をみようと思えたんですよね。
案の定それが正解で、痙攣部分をさすりながら、父にゆっくり呼吸するように促したところ、5分程で収まったんです。
二回目になった際は、動画を撮影しておく余裕もでき、その後は全然問題なかったので、先生の言っていたことを心底実感出来たケースでしたね。
『未知を既知に変えろ』この言葉の大切さ
『未知を既知に変えろ』
冒頭でもこの言葉を書きましたが、このセリフは『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』というラノベの登場するセリフです。
冒険者がダンジョンで冒険に挑む際の心得でもあるんですが、リアルでも一緒なんですよね!
知っている・知っていた場合と、何も知らない場合のその後の対応は、天と地と程の差があります。
これは別記事でも書きましたが、『走馬灯』という人間に秘められた生存本能があって、そこで見ることが出来る手札を少しでも多くしておくことが大事です!
そのためには色々な経験や、挑戦、失敗を繰り返すことがカギになりますが、別に大それたことをやれと言っているわけではないです。
ホントに自分が出来る小さな挑戦や、取り返しのつく失敗、そういった経験でも全然大丈夫なんですよね~
走馬灯と書くと、少し重い感じがしますが、人生において無駄な経験は一個もありません。
たとえ、自分に不要な知識であったとしても、その知識が自分の周りの人達を助けるものである場合もあります。
つまずいて転んだ時、過去にそれ以上盛大に転んだ経験があれば、少しの転倒ではへこたれなくなります。
それが『未知を既知に変えろ』、この言葉の本当の意味だと思っています!
早くに父を亡くしたのも、僕に必要な経験なのかもしれないし、父が体を張って僕に教えてくれたのかもしれません。
人の死は悲しいものですが、決して無駄のものはではないです。
何がどこで役に立つのかは分からない、それが人生ですが、初任者研修と実際の介護を経て、無駄なことはなに一つないんだと…
『未知を既知に変えていくんだ』ということの大切さを改めて実感できた、僕の中の出来事でした!
ちなみに下記の記事が走馬灯について、死にゲー目線で軽く触れている内容になります。
よければどうぞ!
まとめ
以上!
介護職員初任者研修の内容と、資格取得しておいて良かったと感じた部分でした~
受講前は緊張と多少の不安はありましたが、終わってみれば良い経験で、ちゃんと役に立っている内容でしたね!
次は二種免許の教習が5月から始まるので、またそれに向けて意識を切り替えて頑張ろうと思います!
ではでは、今回はこの辺で、またねっ!



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